歯を失ってしまった方へ
むし歯や歯周病などで歯を失った後、長く放置していると周辺の歯が空いた部分に移動しようとするので、次第に歯並びが乱れます。歯並びが乱れると見た目が悪いだけでなく、食事や発音がしにくくなって顎関節症のリスクが上がります。そのため歯を失ってもできるだけ放置せず、入れ歯やインプラントで補いましょう。
噛めることは全身の健康にも繋がります
「噛む」という動作は食事の際だけに利用していると思われがちですが、決してそれだけではありません。食事の際に咀嚼すると、脳に刺激が行きますから子どもであれば発達に役立ちますし、年齢が上がった人なら認知症の予防に役立ちます。また、何かを持ち上げるような動作をする際、食いしばることができれば効率よく力が出せます。
もちろん、食事の際にしっかり噛んで食べることができれば、栄養補給がしやすいですし、「食べる楽しみ」も味わうことができます。