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ドクターの独り言

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歯周病について

  • 院長ブログ

歯周病は歯周病菌という細菌による感染症で、歯を支える骨がなくなって歯が抜け落ちてしまう病気です。
成人の大半の方が罹患している生活習慣病と言ってもいい慢性疾患です。

ほとんどの方は慢性の歯周炎ですので経年的に徐々に骨が減ってくるのですが、中には侵襲性歯周炎という急激な骨の喪失を伴う歯周炎にかかっている方がいます。
侵襲性歯周炎は悪玉の歯周病菌に感染している場合に生じます。一生懸命歯を磨いているのに若くして

歯がぐらぐらしてきて抜かないといけなくなってしまったという方は悪玉歯周病菌を持っていらっしゃるかもしれません。

ご両親からの感染やパートナーからの感染が主な感染経路です。ご両親どちらかが若い時から入れ歯だったという方は要注意です。
慢性の歯周炎も同じですが原因は歯周病菌です。菌を減らすことが一番の治療であり、予防です。

日常の歯磨きはもちろん、歯科医院でのクリーニングを欠かさないようにしましょう。

また、歯周病を悪化させる要因として喫煙や糖尿病などの全身疾患があります。お口の中の問題としては歯並びの悪さ、噛み合わせの負担の強さや歯ぎしり、噛みしめといった悪習慣が挙げられます。
侵襲性歯周炎の場合は菌を増やさないようにより一層の努力が必要です。

生涯付き合っていかなくてはいけない病気です。油断は禁物ですよ。

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